こんな風にひどく蒸し暑い話

一人飯のおかずになるブログ「こんな風にひどく蒸し暑い話」を毎日更新。2週間で10万PVを突破したかった。「ミスチルを聴けば大体の病は治る」「どうせ死ぬならとち狂え」が持論。友達が少ない。ドM界の貴公子というドブみたいな自己PRで人材系会社に営業として就職後、転職サイトの運営会社へ。全日本ノーフレンド協会理事長。

【転職論】僕が転職した本当の理由①

こんにちは。
今日のテーマは「転職」です。いつの時代もホットなテーマですが、仕事上切っても切れないテーマなので、これからちょくちょく自分の考えを綴っていこうと思います。そして今日の内容を一番届けたいのは、ズバリこんな方です。
 
<ターゲット>
・転職に興味はあるけど、自分が他社で通用するか不安なため、あと一歩を踏み出せない方
 
僕自身、2017年の5月に新卒から5年勤めた会社を退職し、人生初の転職を経験しました。
そもそもなぜ転職しようと思ったかというと、ざっくり
 
①このままじゃ確実に「ヤバい」と思ったから。
②自分がどこまで通用するのか、外に出て試してみたかったから。
③将来やりたいことを実現するために、次のステップに進みたいと思ったから。
 
の3つです。
他にも細かい理由はいっぱいあるのですが、1つずつ補足しますね。
そしてやや長くなったので、何回かに分けて投稿しようと思います。
 
 
転職理由①このままじゃ確実に「ヤバい」と思ったから。
 
新卒で入社した会社は、いわゆる大手人材系事業会社の求人広告代理店でした。数十人規模の会社で、全社目標を達成すると社内で飲み会をするほどアットホームで、社長との距離も近い会社でした。
 
僕は営業職として入社したのですが、社員の方々はみんな良い方で、僕自身毎年成長を実感できていたので、社会人3年目くらいまでは特に不満も不安もありませんでした。
 
しかし、4年目くらいから会社の方針が変わりました。正確に言えば、大元の会社の方針変更です。
代理店ビジネスはマージンビジネス。僕らが大元の会社の商品を売ると、そのうちの数十%が利益として還元される仕組みです。
 
そしてその還元率にはランクがあり、僕が所属していた代理店はその中でもマージン率が一番高いランクのグループに位置していました。
 
ところがある日、全社会議が開かれ、一番高いランクのグループに属するための基準(=要は毎週の売上)が今までの5倍になるという発表があったのです。
正直、バカかと思いました。大元に対して。
 
だって、表では「あなたたちは私達の最高のパートナーだ!表彰だ!」なんて笑顔で言っておきながら、裏では「最高のパートナーなら、今までの5倍は売れるよね?だって最高のパートナーだもんね?」と言っているようなものですよ。
笑顔で握手をしながらビンタをされた気分でした。コントかよ。
 
で、その時に思ったんです。
代理店にいる以上、よほど強大な影響力を持たない限り、大元に搾取されるだけだ。
これから先、どんな方針変更があった時も、ただその方針に従うしかない。
と。
 
そして「ヤバい」と思った理由がもう一つあります。
それは、当時の自分が尊敬できた人が、同期や後輩、一部の先輩たちだけだったことです。
 
自社が扱えるリソースを最大限活用して、本当に顧客のためを思って行動している営業のほとんどが同期や後輩だったんです。
にもかかわらず、彼・彼女たちはなかなか評価されない。実績を出しているにもかかわらず、です。
 
中小あるあるだと思うのですが、結局声の大きい人(パフォーマンスの上手い人)が評価されるのであれば、顧客のことなんか考えずに上に媚を売った方が得じゃないですか。でも、そんなの死んでも嫌だったんです。
 
そんなことを思っていた僕なので、上からの見られ方を気にして行動している一部の先輩を全然尊敬できなかったんです。
むしろ、周囲からの評価を気にせずに淡々と顧客のためにできることを考えている後輩を尊敬していました。(なので、その人たちとよく話していましたが、向こうも同じことを思ってくれていたそうです)
 
で、そうなった時に僕の選択肢は大きく3つだったんです。
 
1.会社に迎合し、ずっと今の会社に残る。
2.会社には迎合しないが、自分や尊敬できる人たちと一緒に会社を変えていく。
3.会社を去る。
 
1はあり得ないと思っていたのですが、2は時間がかかると思いました。その理由は、会社の中枢にあります。
 
詳細はあえて書きませんが、当時ある方が倫理的にNGなことをして社内の雰囲気が最悪になったことがありました。本来であれば解雇になってもおかしくないのですが、会社の中核を担う立場の方だったため、上も切るに切れなかったのでしょう。
 
正直、それだけであれば一度の過ちで済みましたし、「まぁ、人間だから仕方ないですよね!」で終えられたのですが、最後まで事実を認めず、しまいには開き直る姿を見て悲しくなりました。後から知った話なのですが、その方が原因で辞めた人が過去にも複数いたのです。
個人的には、事実を認めて、みんなに一言謝ってくれればそれでよかったのですが。(他の人たちも同じことを言っていました)
 
僕自身すごくお世話になっただけに残念でしたが、上の判断を知った時、「あ、ヤバい。結局この人が上にいる以上、会社を変えるのは難しいし、この人に頭を下げ続けないといけない」と悟ってしまったのです。(実際、他にもいろいろあったので)
 
僕は元々、「人として尊敬できなくても、仕事の面で尊敬できる部分があればいい」と思っていたのですが、今ではやっぱり人として尊敬できる部分がないとダメだと思っています。
 
ちなみに、僕は社内の中でも上に対していろいろと自分の意見を直接発信していたので、今でも前職の人たちから、「上に意見を言う人がいなくなった」、「誰も暴走を止められない」などといった嘆きの相談を受けることがあります。悲しいですね。
 
さて、いろいろと好き勝手に書きましたが、新卒から5年間見守ってくださった社長や、転職前に何度も時間を作って話し合ってくださった取締役には今でも本当に感謝しています。
 
ただ、どんなにイメージを膨らませても、当時の自分が10年後も同じ場所で働いている未来が描けなかった。だから僕は3の選択肢を選び、ケジメとして、最後の四半期に社内で一番星取り(週目標の達成)をし、四半期MVPを獲って会社を去りました。(※過去記事参照)

muraken.hatenablog.jp 

ということで、もし転職をしたいと思いながら踏みとどまっている方がいるのであれば、今の自分が、今の会社で10年後も笑顔で働いているイメージが持てるか考えてみるのはどうでしょうか。今回は会社の体制や人軸の観点からお話ししましたが、結構大事な観点だと思います。

※続きは「【転職論】僕が転職した本当の理由②」で……